iPhone基板修理|他店で断られた故障も復旧の可能性あり!
iPhoneの故障の中でも、もっとも深刻と言われるのが「基板故障」です。
画面割れやバッテリー劣化と違い、基板障害は本体内部の電子回路そのものに問題が発生しているため、通常の修理では改善しないことが多い症状です。
しかし、当店では高難度の基板修理にも対応しており、他店で「本体交換しかできません」「データ復旧は不可です」と言われたケースでも、データを残したまま復旧できる可能性があります。
今回は基板故障の原因や修理の流れ、料金や納期の目安、復旧できる症状などを詳しく解説します。
「データが消えるのは困る」「どうしても写真だけでも取り戻したい」という方の参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
iPhone基板修理とは?一般修理では対応できない高度な作業
iPhone内部には「ロジックボード」と呼ばれる精密な基板が搭載されています。
その上には、
- CPU(頭脳にあたるチップ)
- メモリ
- ストレージ(データ保存領域)
- 電源管理IC
- 充電IC
- タッチIC
- オーディオIC
など、多くの重要パーツが集約されており、まさにiPhoneの心臓部・頭脳と言える部分です。
この基板にダメージや不具合が発生すると、画面やバッテリーといったパーツ交換だけでは改善できません。
基板修理とは、このロジックボードに直接アプローチし、原因となっているチップや回路を修復する専門的な作業のことを指します。
そのため、
- 高度な電子機器修理の知識
- 基板専用の顕微鏡や測定器
- ICチップを外すためのリフロー装置
- 極小部品を扱う特殊工具・技術
などが必要で、街の修理店では対応していないことも珍しくありません。
当店では外部の基板専門修理店と提携しながら、幅広い症状の基板修理に対応しています。
他店で断られがちな症状も復旧できる可能性あり
基板の不具合は外からでは判断しづらく、複数の原因が重なって発生していることも多いため、
「うちではこれ以上修理できません」「本体交換のみです」と案内されがちな症状がたくさんあります。
しかし、当店の基板修理サービスであれば、以下のようなケースでも復旧できる可能性があります。
- まったく電源が入らない(ブラックアウト)
- 充電しても電流が流れない・全く反応がない
- リンゴマークから先に進まない(リンゴループ)
- 水没後、数日してから起動しなくなった
- 画面は映らないのに、通知音だけ鳴る
- パーツをいくつも交換したのに直らない
- どうしてもデータだけ取り出したい
これらは「パーツ交換では直らない=基板に原因がある」ことが多い症状です。
修理店やキャリアショップで断られてしまった端末でも、基板修理なら復活できるケースも多々あります。
基板故障の主な原因|どうして壊れるの?
基板は非常に繊細で、少しの環境変化や衝撃でも故障が発生します。
代表的な原因を解説します!
① 物理的な破損(落下・衝撃によるダメージ)
iPhoneを高い場所から落としたり、角に強い衝撃が加わると、内部の基板がわずかに「しなる」ことがあります。
このとき、基板上の極細の配線が切れたり、ICチップが微妙に浮いてしまうことで、
- 突然電源が入らなくなる
- 特定の機能だけ使えない
- 再起動を繰り返す
といった症状が出ることがあります。
見た目はキレイでも中身の基盤のみが壊れているのは意外と多く見られます。
② 水没・湿気によるショート・腐食
お風呂・トイレ・プール・海…さまざまなシーンで起こる水没トラブル。
最近のiPhoneは防水性能が高いとはいえ、完全防水ではありません。
水没直後は動いていても、内部の水分が残ったままだと、
時間の経過とともに基板の腐食・ショートが進行し、数日〜数週間後に突然電源が入らなくなることもあります。
③ システム的な故障(アップデート失敗・OS不良)
iOSのアップデート中に電源が落ちてしまったり、ストレージがいっぱいの状態で更新をかけてしまうと、システム領域に不具合が発生し、
- リンゴループから抜け出せない
- リカバリーモードから進まない
といった状態に陥ることがあります。
この場合、単なるソフトウェア不良だけでなく、ストレージICそのものが損傷しているケースもあり、iPhone基板修理が必要となることがあります。
④ データパンク(ストレージ故障)
写真・動画・アプリ・ゲームなどを大量に保存し続けると、ストレージに大きな負荷がかかり、
「データパンク」とも呼ばれるストレージICの故障を招くことがあります。
この状態になると、
- 起動はするが極端に動作が重い
- 再起動を頻発する
- 突如として起動しなくなる
といった症状を引き起こすことがあり、iPhone基板修理・データ復旧が必要です。
⑤ バッテリー劣化による電圧異常
バッテリーが大きく劣化している状態で使い続けると、必要な電圧が安定して供給されず、
電源ICなど基板上の電源関連パーツへ過度な負荷がかかることがあります。
その結果、
- 突然電源が落ちる
- 残量が残っているのにシャットダウンする
- そのまま二度と電源が入らなくなる
といったトラブルにつながるケースも。
早めのバッテリー交換は、基板故障の予防にもつながります。
基板修理の費用は?相場は約3万円〜(機種・症状により変動)
iPhoneやスマートフォンの基板修理の料金は、故障している箇所・症状の重さ・機種によって大きく変わります。
目安としては3万円前後〜となっております。
特にiPhone 12以降の機種は、基板構造がより複雑になっているため、
修理内容によって料金が変動する場合があります。
当店では、まず事前調査、診断で修理可否とおおよその費用をご案内し、
お客様にご納得いただいてから基板修理に進みますのでご安心ください。
基板修理の納期は最短1週間〜2週間
基板修理は高度な作業のため、一般的な画面交換やバッテリー交換のように即日対応は難しくなります。
当店の基板修理はお預かり対応となり、修理が一番スムーズに行った場合で最短1週間〜10日となります。
症状が重い場合や、部品調達・複数箇所修理が必要な場合は、さらにお時間をいただくこともございます。
その分、「データを残したまま復旧できる可能性が高い」という大きなメリットがあります。
基板修理の流れ|お預かりからお渡しまで
① ご来店・受付
まずは店頭まで壊れたiPhoneをお持ち込みください。
電源が入らない状態でも問題ありませんので、そのままの状態で大丈夫です。
② 状態のヒアリング・簡易チェック
いつから症状が出たのか、きっかけとなる出来事(水没・落下・アップデートなど)はあったかなどをお伺いし、外観チェック・簡易動作確認を行います。
確認後に店舗にて分解作業等を行い、発生している症状が基盤故障が原因なのかの調査を行い、基盤故障と判断した場合基盤修理店への案内となります。
③ 基板専門の診断へ
お預かりした端末は、専用設備の整った基板修理センターにて詳しく診断を行います。
どの箇所に不具合があるのか、修理可能かどうか、どの程度の費用・納期が必要かを確認します。
④ 修理可否・お見積もりのご連絡
診断結果をもとに、修理可否・料金・およその納期をご連絡いたします。
この時点でキャンセルされる場合は、基板修理費用は発生しません(調査費用別途あり)。
⑤ 基板修理作業
ご同意をいただいてから、実際の基板修理に進みます。
ICチップの張り替えや回路修復など、顕微鏡を使った細かい作業を行います。
⑥ 動作確認・データチェック
電源が入るか、タッチ操作・各種ボタン・カメラ・通話・充電などが正常かどうかを細かくチェックします。
データがしっかり残っているかも確認した上でお渡しとなります。
基板修理と本体交換の違い|データを残したいなら断然「基板修理」
Apple正規店やキャリアショップでの対応は、ほとんどの場合が「本体交換」になります。
本体を丸ごと新品・整備品と入れ替えるため、当然ながら内部データはすべて初期化されてしまいます。
一方、当店の基板修理は「今お使いの基板を可能な限り修復する」というスタイルなので、
- 写真
- 動画
- 連絡先
- LINE・各種アプリのデータ
などが残った状態で復旧できる可能性が非常に高いのが大きなメリットです。
バックアップを取っていない方や、どうしても消したくないデータがある方には、基板修理という選択肢が特におすすめです!
基板修理が向いている人・向いていない人
◆ 基板修理が向いている方
- バックアップを全く取っていない
- 写真や仕事のデータなど、どうしても消せないデータがある
- 本体交換でデータが消えるのは困る
- 他店で「基板故障だから無理」と言われてしまった
- データを取り出せるなら多少費用がかかっても良い
◆ 基板修理が向いていないケース
- データは特に重要ではなく、本体が使えればよい
- できるだけ安く済ませたいので中古端末の購入も検討している
- 水没から長期間放置しており、内部が完全に腐食している
お客様のご希望やご予算に合わせて、
「基板修理」「データ復旧」だけでなく「中古端末のご提案」なども含めてご案内することも可能です。
まずはお気軽にご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 本当にデータはそのまま残りますか?
A. ほとんどのケースでデータを残したまま修理を行いますが、
基板の状態によっては一部データが損傷している場合やハードもあります。
基盤修理が不可の場合はデータ復旧も同じくできない場合もございます。
ただし修理ができる場合本体交換のように「確実に全消去」になることはありませんので、データ復旧の可能性は大きく広がります。
Q. もし直らなかった場合、費用はどうなりますか?
A. 修理不可の場合はCPU移行を行っての場合のみかかってはきますが基本的には基板修理代金は、
Q. 正規店の保証は受けられますか?
A. 基板修理を含め、非正規の修理を行った端末はApple正規保証の対象外となる場合がございます。
ただし、「データ優先でとにかく今の端末を復旧させたい」という方には、十分検討いただく価値はあると思います。
まとめ|他店で断られたiPhoneも、基板修理なら復旧の可能性あり
基板故障はiPhoneのトラブルの中でも最も重度な症状ですが、
専門設備と高度な技術を用いることで、復旧できるケースは決して少なくありません。
特に、
- 電源が入らない
- リンゴループから抜け出せない
- 水没後に起動しなくなった
- パーツ交換では直らなかった
- どうしてもデータだけは取り戻したい
といった症状は、基板修理・データ復旧の専門分野です。
当店では、iPhone基板修理に対応しており、納期はスムーズにいけば最短で約1週間〜。
まずは店頭にて診断からのスタートとなりますので、「もうダメかも…」とあきらめる前に、ぜひ一度ご相談ください。
基板故障でお困りの方の「最後の砦」として、スタッフ一同全力でサポートいたします。
修理記事はこちら
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